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■ 火災・防災非常放送設備
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■ 非常放送設備の点検 |
火災・地震が発生した時、すべての人が安全に避難するためには何が必要か。確実な避難路が必要なのはもちろんですが、正確な情報がすべての人に迅速に伝えられる事が何よりも大切だと思われます。
非常放送設備は停電時でも一定時間館内一斉放送が可能です。また、音声自動放送機能に加えマイクによる避難誘導放送が出来ます。この場合、非常用マイクが優先され他の放送をさえぎって指示連絡が可能です。
もちろん非常時以外は、BGM放送・チャイム放送として有効活用できます。火災報知設備のベルが無く非常放送からのメッセージによる音声警報が主流になりつつある為、その重要性が一段と高まっています。
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■ 非常放送設備の点検 |
非常放送設備には建築時のみならず、定期的な点検、報告が義務づけられています。
防火対象物(ビル・マンション)は、消防設備士(国家資格者)による点検を年2回(6ヵ月ごとの機器点検、1年毎の総合点検)実施する義務があります。
点検結果は、法令の様式書類(消防用設備特殊消防用設備等点検結果報告書)で作成し、建物の用途により年1回または3年に1回、所轄の消防署への提出が義務づけられています。
もし、修理・整備を行わないと消防法違反となり、罰則規定があります。
点検には消防設備士の資格が必要であり、的確な診断適切な保守のためにも数多い経験が欠かせません。
弊社では、この消防設備士の免許を持った者が業務に当たることにより、新築時の申請や施工はもちろん、完成後の保守メンテナンスも承っております。
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■ 非常放送設備のリニューアル |
ビルやマンションなどの建築物には、たくさんの改修必要項目がありますが、なかでも消防設備の改修やリニューアル工事はとても重要な項目です。優先して、消防設備の改修・リニューアル工事の実施を行ってください。
万一火災が発生した際、全消防設備が正常に作動し、避難器具が使える状態になっていないと大変なことになりますので、速やかに改修リニューアルをすることが大切です。
従来のサイレン警報に比べて現在の非放送設備は音声にて火災の発生を自動放送いたしますのでサイレンでパニックを誘発する可能性を軽減することができます。また、日本語だけではなく、英語での非常放送も可能です。
さらに火災による停電等が発生しても、誘導放送及び火災の発報放送が可能です。
また、既存マンション向け弊社独自の非常放送システムもございます。
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